映画『カラオケ行こ!』感想🎤🎶

メロンパンちゃんがツイートもしたんですけど、2024年1月29日月曜日、映画『カラオケ行こ!』鑑賞してきました。

 

剛さん主演、野木さん脚本、予告で面白そう、観たいな〜と思っていたけど何だかんだしていて公開からしばらく経ってしまいました。

タイトルに「感想」だなんて銘打ってしまったけどこれは1/29(月)の日記になりますね。多分。知らんけど。

 

■コナン展帰りのどうかしていた私

この日は、池袋サンシャインシティで2/25(日)まで開催されている「連載30周年記念 名探偵コナン展」に行ってきました。月曜日だったので比較的空いていたように思います。

展示を見ながら私の人生の大半を占める『名探偵コナン』の世界を振り返ってとても充実した時間を過ごせて𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂 でした。

2時間ほど楽しんで会場を後にし、普段の私ならこのまま川崎まで帰るはずでした。しかし、七槻を見て涙したり快斗と青子の「漆黒の星」を見て喜んだりした後だったのでテンションが上がっていたのでこのまま東京を徘徊しようとこの日の私は思ったのです。どうかしています。実家にいた頃は人混みに遭遇したら1箇所を目指すことしか出来なかったのに。

 

■突発的新宿下車

池袋に降り立つことがあまり無いのでひとまずここを離れることに。人混みに慣れたとはいえ、無目的に徘徊するのは嫌なので山手線の車内で目的を決めました。どうしよう、と思った時、数日前に読んだ野木さんのツイート(※)を思い出し、TOHOシネマズ新宿を目指し、新宿で下車。

https://twitter.com/nog_ak/status/1746343478135759202?t=HgeSrM7O7_pLmcSlOV7I_w&s=19

 

"配信では味わえない瞬間を味わってほしい🎶"と言われたら、野木亜紀子ファンとしては観るしかない…!

というわけでようやくタイトル回収です。

 

■映画『カラオケ行こ!』感想🎤🎶

※※※ここからは、映画『カラオケ行こ!』の本編に触れます。これから鑑賞する予定がある方、ネタバレが嫌な方は読むのをやめてください。※※※

 

 

 

TLでMIU民や不自然民が口々に「良かった!!!」と絶賛している様子を見ていたのでワクワクしながら席に着きました。突発的に鑑賞を決めたのでフードもドリンクも何も持たないままでしたが、とにかく楽しみでした。なんでここまで、ですます調で書いていたのだろう。

 

本編が始まり、雨に濡れながら歩く綾野剛演じる成田狂児。カッターが濡れて肌にはりつき、幅の広い背中が透けている。その背中には大きな刺青。

 

ちょっと待って。

 

えっ。初っ端から色気がエグいお兄さんが登場してびっくりしてしまった。現実で見たらめっちゃ怖いのだろうけど。

完全にヤのつく職業さんだ…なぜここ(市民ホール)に…。(それは本編を観て確認するッピ!)(唐突なタコピー)

 

ふたりが出会ってしまったのは偶然か、必然か。齋藤潤演じる森丘中学校合唱部部長の岡聡実に「カラオケ行こ」と誘う狂児。そ、そんな…ももちゃん先生が忘れたトロフィーを取りに戻ってきただけなのに…!この邂逅のシーンは、映画オリジナルで雷がとても印象的だった⚡

 

ここでOP!!!劇伴は『ミギとダリ』でも知られる世武裕子さん。

1度聴いただけで耳に残る。タイトルのネオンが光るタイミングとシンセサイザー(?)の入るタイミングが大好きすぎてテンション上がった。

ベースの動きとメロディーの動きが暗い世界を生きる狂児と清い世界を生きる聡実を表しているようで初見なのにめちゃくちゃニヤニヤしていた。私は明/暗のふたりが大好きなので…。

 

この調子でいくと全編を事細かに言ってしまいそう。それは観る人の楽しみを奪ってしまうのでピックアップして書いていこうと思うよ。

 

明らかに怪しい狂児について行っちゃう聡実くん、狂児に自分の名前書いてある教本渡しちゃう聡実くん…上げていくとキリが無いけど本当に「聡実くんはうかつですな」すぎて可愛い。原作と異なって、最初からカラオケで狂児は聡実くんの隣に座っているけど、自分がセレクトした歌を説明する時に狂児に寄ってくる聡実くんは原作通りでそれもまた、いとをかしとか訳の分からないことを私は観ながら思っていた。可愛いと思ったから、いとうつくし か。え?

 

わ〜だ〜

原作と大きく違うのは、合唱部の面々かな。聡実くん目線で観ているから、和田の気持ちも分かって「わ〜だ〜」になってしまった。これは観てもらわないと要素のひとつ。

ソプラノが出なくなってきて苦しい思いをしている聡実くんと、同じパートで憧れの先輩が苦しんで、彼が逃げる様を目の当たりにしている和田。 ん゛〜〜〜〜〜わ〜だ〜!

 

苦しむ聡実くんの逃げ場になっていたのは「映画を見る部」だった。栗山くんとただ映画を見ていたあの時間が、確かに聡実くんが安らげていたのだと思う。

 

ミナミ銀座で絡まれて危ない目に遭いそうになった聡実くんを背後に庇って、「ほんまや、可愛ええなぁ😊」からの「ほんまごめん😣」で鞄(というか硬さが凶器)で真顔で宇宙人の頭殴打…ウ、ウワ〜〜〜〜〜!!!!!ヤクザや〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!

大喜びしてしまった。

 

原作を読んでから映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも、どちらでも楽しめる作品だと思う。

とにかく、俳優さんらの役への理解度が高くて見ていて本当にあのキャラだ…!と感動した。

原作から改変した部分や補完された部分がこの映画をより良くしていて、さすが野木脚本、山下監督。

齋藤潤くんを始め、合唱部のみんなは若手の俳優さんたちなので、これからの彼らがとっっても楽しみ。

中川役の八木美樹ちゃんは、好きだったさくら学院のメンバーだったので女優さんとしての活躍をこれからも見守っていきたい。

聡実役の齋藤潤くんは、お名前を存じていなかっただけで結構出演されていた作品を観ていた。「あの時の君か…!」ファンになったー!!これから応援するよꉂ📣

今をときめく若き才能たちをこの作品で知ることが出来て良かった。

 

ここまでつらつら書いてきて、削りたいところばかりあるけれど、まあ日記なので許しておくれということで📖☡✍。

 

とにかくおすすめです!都会はまだ上映回多いのでお時間ある時ぜひ…!劇場で観るからこその良さがたっぷりあります︎︎︎︎︎︎︎︎♡

 

映画『カラオケ行こ!』感想、もとい、1月29日の日記をこんにやくが綴らせてもらいました。

靴の汚れまでも見ることの出来たこの展示、神か…?